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旧伊藤伝右衛門邸へ♪ 「花子とアン」と白蓮の世界へ 福岡県 飯塚市

現在、NHK連続テレビ小説「花子とアン」の放映に伴い、大注目されている旧伊藤伝右衛門邸へ行ってきました!炭鉱王:伊藤伝右衛門の本邸として、柳原 白蓮が10年ほど暮らした豪邸であり、伊藤氏の功績を伝える唯一の文化財です。約150台が停められる無料の駐車場はほぼ満車で、入る前から注目度の高さにびっくりしました。この日は、長崎からのツアー客の皆さんと一緒に入館しました。


入館料300円を支払い、中に入ります。
玄関ではビニールが配布されているので 靴を脱いでお邪魔しましょう。
 

玄関から入ってすぐ横には 洋間の応接室があります。
応接室の奥にあるイタリア製大理石の暖炉、冬には石炭をくべていたそうです。炭鉱王ならでは、と思われますね。


こちらが、大正三美人の1人としても有名な、柳原 白蓮。
25歳で嫁いでいた白蓮 ドラマでは孤独な結婚生活が描かれ、短歌作りにのめりこむようになっていましたね。


こちらが女学校で知り合い、腹心の友となる村岡花子。
「花子とアン」展が開催され、写真もたくさんあり、その他白蓮に関する展示資料も多くとても興味深かったです。


2階はこの家で過ごした白蓮のお部屋になっています。
障子の下、引戸が見えます。これは白蓮さんが一人だけの空間を守るために付けさせたそうです。女中さんはここから新聞やお茶を差し入れます。


白蓮のために増築された2階の部屋。
ここで多くの短歌が詠まれたのでしょう。家のあちこちには 白蓮の短歌が飾られていました。


2階からはお庭が一望できます。
この風景を白蓮も眺めたと思うと 感慨深いものがあります。


白蓮の強い希望により、九州初と言われる、水洗トイレが作られました。


一畳たたみが敷きつめられた長い廊下です。


本座敷は、窓も開いていて 心地よい風が吹き抜けていました。
縁側に座ることもできるので、ゆっくりと中から景色を楽しむことができました。


食堂です。
ドラマではおなじみの、ここで洋食を味わっていたシーンが思い出されます。


こちらは書斎です。
シャンデリアはピンボケしてしまっているのですが、家の中の調度品はどの部屋にも当時の最高建築技術が施され、襖や天井など、白蓮好みに仕上げられています。


白蓮のために作られた 日本庭園。
こちらのお庭も見応えたっぷりでした。
白蓮のために、家を和洋折衷風に大改築され、庭園は、国の名勝に指定されています。


ガイドさんが最後 出口のところでお見送りをしてくれた時に
皆さんにドラマをみている方にはおなじみの、「ごきげんよう、さようなら」と声をかけてもらい 最後まで世界観を存分に楽しむことができました。
番組では、いよいよあの「白蓮事件」が取り上げられ ますます旧伊藤伝右衛門邸への訪問が急増しそうですね。

旧伊藤伝右衛門邸
住所:福岡県飯塚市幸袋300番地
電話番号:0948-22-9700
営業時間:9:30-17:00
定休日: 水曜日
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